街とは 私や あなた
詩みたいなものですね
離れてみれば どれもが容易く美しい
でも私たちは 願ってしまった
そこで生きたいと 願ってしまった
もぎとり かじるのですよ
舗装された路の脇
季節を讃えふっくらと熟れた実を
そして私は美食家の道楽のように
すぐに脇へと捨てるのです
美食家の浅薄そのままに
知ったつもりになるのです
妙齢の人の化粧のように
赤らみ色づくその実をかじりステ
私はうたを知ったつもりでいた
時の階段を
登るのは嫌ですから
かといって 降りることも嫌ですから
私はただその一段を真横に行く
街で見かける階段は縦にも
...
